これがソムタムかぁ!
なんだか食いもののことばかりではあるが、彼のソムタムは絶品である。

いつも、午後3時から4時くらいの間に彼はわがムバーンにやってくる。控えめなわずかにたたえた微笑が、その人柄を象徴している。
やっぱり、イサーンの出身とのこと。
そして、そのソムタムのうまいこと。「これがソムタムかぁ!」と思わず叫びたくなる(笑)。
いままで、どこぞの行楽地に行くとソムタムを注文し、新しいレストランに入ってはソムタムを注文するJに付き合ってソムタムを口にしてきたが、これほどうまいソムタムを食ったことはない。
Jも今まで食ったソムタムの中で一番うまいという。

ちなみにソムタム(20バーツ)、スプノ・マーイ(20バーツ)、カオ・ニャオ(5バーツ)、カノン・チン(5バーツ)で、合計50バーツ。申し訳ない気になるうまさです。
「お試しあれ」といえないところが残念なところだが、ソイ・ネーンまで足を運んでいただければ味わえます。

バイクがKAWASAKIなところも、おれの趣味に合っているのでした。
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X-zite火事
午後、8時半、たまたまサイ3をパタヤ・タイから、パタヤ・カンに向けて走っていた。
すると、なにやらX-ziteの前に野次馬がたくさん集まっている。
どうやら、火事のようです。

写真、ピンボケ

左手の暗い屋根の輪郭から煙が出てるのがわかるでしょうか?
まあ、でかい容量の電気使って、ろくに掃除も手入れもせずってのがきっと問題なんでしょうけど、パタヤのディスコは火事が多い。
帰宅してみると低俗なローカルニュース局BTVで火事のニュースをやっていた。開店前で人的被害はなかったようです。
せっかくのシーズンなのに、これでしばらく休業かな。
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サイ2の新しいショッピング・コンプレックス
X-ziteの前を通りかかったのは、この新しいショッピング・コンプレックスを覗きに行った帰りだった。
名前を確認するのを忘れたが、場所はサイ2をパタヤ・タイからパタヤ・カンに向かう右手。マイク・ショッピング・センターを過ぎたあたりだろうか。
よく思い出してみれば、だいぶ以前からマックだけはオープンしていた。


まだ、中はところどころ工事中で、店舗も出揃っていない。

オープンしているのはありきたりの店が多い。ピューマとかアディダスとか。スタバとかマックとか。洋風のレストランも2階に2軒ほどオープンしている。
よさ気なのが映画館。
それから、フェイクの写真を作ってくれる店が3階にあって、なぜかアラブ人で賑わっていた。
みな、ギャング映画のポスターの首を自分のそれにすげ替えてご満悦そう。フレームまで買ってる(笑)。

おれたちは調子に乗って、「ミス・ユニバース」の表彰写真をJにすげ替えてもらいました。
タイ人のオンナはこんなことでもキャーキャー言って楽しむのでいいですね。
やたら恥ずかしがりながらも、けっこうその気でブルーバックの写真を撮ってもらっていた。
出来は悪くないです。
写真はA4サイズで500バーツ。フレームは250バーツだそうです。
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パタヤにおける「洗練」とは?(その1)
ときどき、Jって田舎者だなと思う。
今日、美容学校に迎えに行き、飯を食っているとJの電話が鳴った。妙な顔をしながらも、「カーッ、カーッ」と答えている。
電話を置き、Jのいうところ「あなたはとてもラッキーで、当フィットネス・クラブのVIPとして日曜日に無料コースのご招待をしたい」ということらしい。
しかも、「これは本当になかなか当たらないもの」なのだそうだと。
「なんで、あたしの名前と電話番号知ってるんだろう?」と。
そんな電話に対応し、日曜日に行くとまで約束している(笑)。
それはただの勧誘の電話で、無料招待はいいが入会をお断りするのに四苦八苦するぞ。
電話のネエチャンは一日何百人も電話してんだし、当日、応対する慇懃な係員もそのネエチャンも単にコミッションを狙ってんだ。
電話番号と名前なんて、おまえ、そこここで書いてるだろう。銀行、カルフール、BIG-C、インディックス……。日本じゃ顧客名簿が売れんだよ。
というようなことをいうと、「こんな電話はじめてかかってきた」と。
「うーん、最近高いもの買ったからな」とおれ。
Jは「だから?」というカンジである。
実はインディックスでついソファを衝動買いしてしまったのです。
ここでJの俗っぽさをなじりつつ、実は自分が俗っぽいのだった。

14,900バーツなり。
だって、Jのソファってあまりにも安っぽく、暑苦しいんだもの…。

こちら、10ヶ月前に買ったそうだが、2,000バーツ。
フィットネス・クラブはインテリアのインディックスと同系列なのかぁ?
Jはあわてて日曜日の約束の断りの電話を入れる。
「そんなのすっぽかせばいいんだよ」。
彼女にとって、いや、彼女のようなたくさんのフツーのヒトには、人間関係における姿勢にあまり裏表はない。
よく、タイの風俗嬢の営業を揶揄したり、コロッといったりといった記述をネット上で見かけますが、まあ、あまり構えすぎない方がいいのではないかと思う。
Jなんて、カラオケで小金持ちタイ人を手玉に取っていたといって(大した事ないが)、この程度だし、基本的にはじめて会ったときから人格はまったく変わらない。
彼女に比べたら、おれなんてうそで塗り固めて出来たような人間だなと思わされます。
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パタヤにおける洗練とは?(その2)
となりが空き家になったのだが、最近、新しい入居者が入った。
妙に気取ったカップルである。あまり若くはない。どうやら、どこかのマーケットでなにやら売っているらしく、軒先にはやたらとガチャガチャ物を置いている。
そして、若い衆が出入りしては夜な夜な表で宴会をしている。
Jはそんな彼らをどうも苦々しく思っているようで、あまり挨拶もしないし(先方もしないが)、決してよく言わない。
カップルは妙に(?)色白で、オンナの方はお出かけにパステルカラーのテンガロン・ハットを被ってしまったりする。中古と思しきシビックに乗っている。
集まる若者たちもギターを弾いたり(ドへたくそ)、近所を気にせずにかける音楽もタイ・ポップスではなく洋楽である。
そんな都会っぽい(?)さまが田舎者のJには気に入らないのだろう(笑)。
しかも、色が白い。
色が白いと「負けた」と思うらしい。バカですよね。
でも、これはアジア全般に広がるどうしようもないコンプレックスなのだ。白人往来以前からの因習である。
一ヶ月、日本に滞在していて色の抜けたおれにも「ロー」を連発し「ジェラス・ユー」という。
もうすでに黒くなってますけど。
そんなわけでせいぜい背伸びして、「お水のキレイなオネーサン」にしかなれないJにとって、彼らみたいなタイプはゆがんだコンプレックスによる、やっかみの対象なんでしょうかね。
でもね、彼らにしたってどうしても野暮ったいわけで、そんなに気にすることはない。まして、ただの露天商だぜ。
といっても、そうコトは単純ではないようだ。
Jの妙な対抗意識は単なる近親憎悪のような気がする。
それより性質が悪く、どうしたってダサダサな成金どもがうじゃうじゃいるというのに。
さて、そんなことを考えていた昨晩、Jの友人のDがバイクで仕事帰りの深夜、酔払い運転に当てられたというので、様子を見に行った。
まあ、大した事なくて一安心。
彼女は韓国カラオケで働き、無能な元薬売りの兄ちゃんを養っている。
彼らの住むアパートは、カラオケ嬢とそのヒモだらけ。おれたちの間では「アパートメント・カラオケ」ということになっている。
一室、1,300バーツのアパートの廊下。

なぜか、タイ人は魚をコギレイに飼うのが好きだ。ほかにコギレイにするべきことがたくさんあると思うけど、まあ、プライオリティはヒトそれぞれですからねえ。
こんなアパートにも、しかもなぜか廊下にいくつも水槽が置いてある。


おれにとって、タイ人も外国人も区別のない洗練された「パタヤン」には、いまだ出逢えていない。ここは、タイにあってタイにあらず。しかし、もっともタイらしいところ。
タイのヒモもね、イマイチなんですよね。いいカンジのヒモに逢ってない。
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タイの宝くじ
よく、外で食事をしていると、宝くじを売りに来るおじさんやおばさんがふらふらと寄ってくることがある。なんだか、ちと哀愁があって断りづらかったりするのだが、「宝くじ買ってもねえ」と思い、買ったことはない。
なにやら、木曜日は宝くじの抽選日だったそうで、うちの近所ではコンビニの前に宝くじ売りがたくさん並び、通りがかるヒトが思い思いの番号を探して覗き込んでいく。
やっぱ、直前が買う方も売る方も盛り上がるんですかね。

けっこう、こだわり番号で買うみたいだ。タイ人は車のナンバーやケータイ電話の番号までこだわり番号に高い金を出すヒトがいるようですから。
この日はJの義理の父(父はJ幼くして亡くなり、母は新しい男とくっついて一女もうけている)から「お前のバイクのナンバーいくつ?」という電話があった。
宝くじを買うらしい。
そうそう、このヒトおれと同い年なんです。母の内縁の夫と娘にくっついている外国人の男が同い年…。特に意味はないが、なんだかなぁってカンジだ。
まあ、ともかく(笑)、宝くじですが一等はいろいろあって8400万バーツとか7000万バーツなんてのもありました。
売ってるヒトたちと金額のギャップがでかすぎて、日本の宝くじ以上に「とても当たらない」という気になる。ってか、おれは宝くじなんて買ったことないんだが、タイでも日本でも好きなヒトは買わずにはいられないんでしょうね。
結局、おれのバイクのナンバーは外れたようです。
この写真を撮ったとき、宝くじを買いに来ている中年のタイ人男性の方に日本語で話しかけられました。たどたどしい話し方だったけど、けっこうしっかりした日本語を話す。
「宝くじ大好きです。日本で30万円当たったことがあります」とのこと。
たいしたもんだ。
東京や横浜に合計8年いたそうです。
セブンでコーラを買ってしばし立ち話。
いまはこのソイ・ネーンにアパートを建てて、月6万バーツの収入があるという。
いやいや、ご立派。
「また、行きたいけど、最近はビザが厳しくて…」。
インドでも、中東でも良く聞く台詞。
韓国や中国のヒトはやたらといるのにね。
おれにも北の国に出稼ぎに出る南国のヒトたちくらいのバイタリティとシンプルさがあったら…、とはいつも思うことだ。あったらどうだというわけではないが、いつも、ちょっとだけ恥ずかしいような不思議な気にさせられる。
電話番号を交換して別れる。妙に丁寧なお辞儀と握手が印象的でした。
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タイ人の弱点
タイ人は炎天下に出ない。
日差しが強いとオンモで遊べないヒトたちだ。
生まれたときから酷暑の亜熱帯に暮らしていれば当たり前といえば当たり前だが、パタヤでも日中は人通りが少ない。

(ファランに連れられていやいや歩くオンナ)
それでも炎天下で働かざるえない階級のヒトたちだけが、行きかう。でも、そんなヒトたちもけっこう、盗人のようないでたちで日焼けを嫌っていたりする。
それは、見た目にはオモロイが潔さがない。
まあ、だからといってファランのようにどこでも半裸で現れるのもね。先日、バンコクバンクに半裸でしかも刺青のファランが真っ黒いオネーサンを連れて入ってきたときは、まあ、潔すぎるなと思いました。
Jももちろん、あまり表に出たがらない。
おれがちょっとどこかへ行ってくるというと、すぐ「パイ・ドゥワイ」というのだが、そのくせ、暑いだの「あんたと一緒にいるようになって黒くなった」だのうるさい。
そんなJが今日は日中から出かけようという。新ハリウッドの受付譲として働きたいと言い出し、履歴書を提出に行った。
なんと、履歴書は工事現場で受け付けている(笑)。

(右端の白いポロシャツのヒトが応募受付の担当者)
キャッシャーのポストは空いているが、受付は応募多数だという。給料は安いが、けっこうチップがいい収入になるらしい。
まあ、書類提出したときに「えっ、29歳?」と苦笑されたらしいから、きっとダメでしょうけど。
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料理がまずい!
Jは料理が下手である。下手であるというより、ほとんどしたことがないようだ。
まあ、無理もない。14のときに家を出て、それ以降、ほとんど住み込みとか、下働き状態の婚約者とかが続き、生活が安定しだしたのはカラオケに勤めるようになってからだ。
夜のオネーサンが料理などするはずもない。
巷では安くてうまい屋台がいくらでもある国で、一人暮らしや二人暮しでは、中途半端に食材を買うほうが高くつく。そりゃ、毎日毎日、規則正しく料理すればいいんでしょうけど、Jにそれは出来ない。
なにしろ、洗濯だってなかなか出来ないのだ。そのくせ、ジーンズとか一日はいて洗うんですよ。ジーンズそんなに洗ってどうすんだって思うが、おれは「スカポック」だそうだ。
そう、だから、膨大な洗濯物が貯まる。
われわれは、普段、せいぜい飯を炊いてお惣菜を買う程度。基本は外食である。
しかし、どういう風の吹き回しか、ときどき料理をする。これがまずい。
昨日も料理を始めた。
なんだか不思議な味のスープ。ショウガ入れすぎ。魚ベースなのに、豚のマークの調味料をふんだんに使っている。
それと、やたらしょっぱい豚肉の炒め物。豚肉と野菜炒めるのに、調味料は要りませんよね。
もちろん、「アロイ」とか言って食うのだが、実際、ナンプラで飯を食ったようなものだ。
そう、ナンプラを作るのはうまい。ナンプラにチリとたまねぎを刻んでレモン絞るだけだけど。
んなわけで、どうしても作ったものが残るので、今朝も食わされた。
昼まで続いては、毎食同じ献立でもまったく問題ないおれも、さすがにかなわないので、がんばって平らげる。
晴れて、いまから外食です(笑)。
J、料理の基本をまるでわかっていない。わかっていないからどう味付けしていいのかさっぱりわからず、闇雲に化学調味料を入れる。タイにいたらお惣菜でも屋台でもレストランでも化学調味料を口にさせられないわけにはいかない(日本でも同じか?)が、Jのはひどいのだ。
Jの名誉のために付け加えると、ソムタムだけはまし。無難に作る。
「好きこそ、ものの上手なれ」である。
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ソイ・ネーンプラプワンの午後
けっこう、イスラムが住むソイ・ネーンプラプワン。


国王の病気見舞いに大挙してイスラム教徒の国民が病院前に押し寄せているテレビ報道を見たことがあるが、ネイション・ステートで生きるマイノリティのあり方を象徴していると思った。
おれはバングラデシュやパキスタン、インドのイスラム教徒コミュニティで暮らしたことがあり、イスラム教徒にはけっこう親近感を持っている。
うーん、親近感というと微妙だな。人間に対する絶望と無力感を味わったのもかの地だし(笑)。単純にイスラム教徒を知っているということにしておこう。
「Assalam Alaikum」「Wa Alaikum Assalam」なんて挨拶が自然に出てきてしまう…。
ただし、南アジアのイスラムは本家から比べるとかなり「なんちゃって」である。
しかし、スコータイ出身のJにとって、イスラムは遠い存在で、パッタニなどのこともあり胡散臭い存在である。イスラム教徒経営の食堂や、おれたちがムスリム・タラー(イスラム市場)と呼んでいる市場などにはあまり行きたがらない。

(月星マークの入っている食堂。奥にはマドラサが見える)
ソイ・ネーンにしてもソイ・サイアムカントリークラブにしても、モスクは小奇麗で比較的新しい。
そういえば、ソイ・ネーンからスクムビット通りに出た向かいあたりにも立派なモスクがあるが新しい。イスラム教徒は布施の浄財を集めてモスクを作るので、このあたりのイスラムたちもパタヤ・バブルの恩恵を受けて、最近、豊かになってきているということなのかな。
辺縁っていうのは、どんな集団の中にも存在し、実は多様性によって高められる集団の強度を保障しているのは、ほかでもない辺縁にあるヒトビト、マイノリティであるのは真実だろう。
タイでも、その辺縁部を知りたいと思う。
Jだってじゅうぶん辺縁だろうけど(笑)。
今日はそんなことを妄想しながら、週末でにぎわうサウナに行き、帰ってくると夕暮れ時。
サウナはソイ・サイアムカントリークラブに出来た新しいサウナ。おれはナックルア・サウナがお気に入りなのだが、いかんせん遠い。
このサウナ、どうやら韓国人経営らしい。客層はロシア系、韓国人、ゴルフ帰りのタイ人など。ときどき、お水のオネーサンもあそこを引き締めに来ている。
暑いところの夕暮れはいいですね。
日中暑いからこそ、夕暮れには憩いのカンジが強まる。



写真を撮って家に戻ると、なんとJがまた料理をしているではないか!(涙)
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シーラチャへ
「プーケットに行ったときの日焼け跡がムラになっていて気になる」というJがシーラチャにいいクリニックがあると友人に勧められた。午後は5時から8時まで診察しているというので、バイクでシーラチャへ。
途中、樹木の豊かな起伏があり、空気が冷たいくらいで気持ちよい。ありふれた表現だけど、バイクは風を感じるのが良い。
クリニックは大混雑でした。
「スワイ」が命のタイ人にとってお肌は大切なんでしょうね。
日本も同じだろうが、皮膚科は圧倒的に女性が多い。

診察と処方で180バーツ。
しばらく、薬塗るだけにして化粧などはするなといわれたらしい。
パタヤでクリニックというかエステみたいなところでJが相談したときは、大仰なパンフレットを渡され、なんとかいうコースを勧められていた。6,500バーツなり。
まあ、行くとこ間違えてる(笑)。
シーラチャはすごい(?)。
なんだか、日本のシャビーな街の繁華街みたい。



「密会」って…ずいぶん大胆な逢瀬にしか見えないんだか、ダイジョーブだろうか(笑)。
シーラチャには24時間戦う日本の企業戦士たちがたくさんいるんでしょうか。
タイ人を一元的な管理の下で、クオリティ・コントロールするのはさぞ、大変だろうと思う。
こんなところにまでやってきて、日本ブランドを維持してくれているヒトたちがいるからこそ、おれみたいな風来坊もこうして生きていられる。イヤミじゃなしに、自虐も込めた本音です。
東京でラッシュアワーの通勤者を目にするときにも同じようなことを思う。
日本食レストランもたくさんあった。
ありすぎるような気がして、かえって心配だが、経営が成り立つということはそれだけたくさんの日本人がいるということなのだろう。
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昼日中の徘徊
最近、Jにうんざりさせられることが多い。飽きてきたということだろうか。
これまでの人生にけりをつける瞬発力を与えてくれたこと、その後のシェルターを与えてくれたことには限りない感謝の念を抱いているが、日本人とでさえ納まることの出来ないおれだから…。
しばらくひとりになりたいと思うのだが、たくさん本も持ってきたし、いまの気分は移動を繰り返す旅をするより、どっかに閉じこもりたい気分だ。
んで、Jを美容学校に送り、迎えに行くまでの間、パタヤを徘徊している。
とある方のブログに紹介されていたSAを見に行ったり、静かそうなホテルを覗いたりしている。
性格的にも経済的にもゴージャスなところやハイソな雰囲気のところは似合わない。宮本常一の本に改めて感銘を受けている今日この頃、生活感のある界隈がいい。
どなたかいいところ、ご存知だったらご教示いただきたいと思います。
部屋にLANがあって、バイクが隠せて(これは重要なのだ)…。リゾート仕様なら熱帯の憂鬱漂うような(?)、ちょっぴり「やがて哀しい」ところがいい。
パタヤも、実はぶっ飛んでいるいわゆるパタヤを象徴するようなところは、本当にごく限られたエリアで、その歓楽街を支える生活圏の方が当然のことながら大きい。
もちろん、そうした界隈にも観光客、沈没者が入り込み、そうした連中を相手にした商売が営まれているが。
今日はカラッと暑くてほんとにいい日和です。
朝は涼しいくらいだった。
この気候、北の国の人間を虜にします。
実は気候だけではなく、「なにかしなくてはいけない気配の漂ってる国」とは違う「なにもしなくても、なんの目的意識を持たなくても生きていける」気配(そこにはもちろん憂愁も諦観も伴うが)こそ、ここに留まる自分も含めた連中にとって「発見」なのかもしれません。
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おれの知ってるタイの男たち
交友範囲が狭いので、おれの知ってるタイの男というと、通っているジムに来る連中が主だ。

ジムは一回30バーツ。月払いなら400バーツの格安。
もちろん、器具は古びているし、壊れたまま放置されているものも多数ある。エアコンなどもちろんない。みな、半裸で鉄の塊を上げ下げしている。
でも、おれはここが好きだ。
来る連中はほぼ固定されていて、会話を交わさなくとほとんど顔見知りである。ジムのレベルから押して知るべく、通っている連中もいかにもタマダーなヒトたちばかり。バイタクのドライバー、近所のタラーの惣菜屋、ゴーゴー・ボーイもいる。中東風のひげを気取ったムスリムもいる。「ぼくのお父さん、日本人。大阪にいる」というオニイチャンもいる。それ以上、日本語で会話しようとしてもほとんど出来ない。当然、父ちゃんには会ったことがない。
「誰ですか? 生ませっぱなしは(笑)」
たいていみな、刺青を入れている。
しかし、タイ人の刺青、しょぼいのが多いですよね。よく入れるなって…。彫りかけで止まったままのヤツもいる(笑)。
おれは意地っ張りで見栄っ張りの江戸っ子(?)だから、ここに来る連中が好きである。
だって、なにはなくとも、とりあえずカラダは鍛えている。その意気地だけはあるのだ。
この国、巷にはダラダラのヤツがあふれている。カラダも表情もダラダラだ。
それに比べると、連中は厳しい表情をしてる。毎日、こんなところで鉄の塊持ち上げて「フーッ、フーッ」いうのは、思いのほか、ズクがいる。継続は力なりなのだ。
それってこの国の連中にもっとも欠けているものだと思ったりするが、少なくともここに来る連中にはそれがある、って褒めすぎか。たかが筋トレだぜ。
ところで、最近、空がキレイです。
秋の空ってカンジだけど、乾季の訪れってことですよね。

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夜の過ごし方
涼しいのでぶらぶら散歩に出た。が、排気ガス臭くてわりとあっさり退散。
ちょっとだけ写真を撮る。
ソイ・ネーンプラプワン

通称 ムスリム・タラー

お手伝い

家に帰ると、爪の角質取りの練習台にさせられる。
妙に指先が柔らかくなっちまって気持ち悪い…。
爪の角質をとりながら、Jはテレビドラマからも目が離せない。
タイのテレビドラマはひどいですよー。学芸会も真っ青です。やたらきらびやかな現実離れしたヒトビト(特に女性)がキーキー・キャーキャー争うのが基本。
(ナイフにぼかしが入っている。そう、女性がすぐナイフを手に取るんです)

出ているヒト(あれを役者とはいいたくない)はなんだかいつも似たような連中で、恐ろしいほど厚塗りの化粧をし、まるで臨場感のない演技と台詞回しで観る者を圧倒する。
カメラはドアップでカットバックを繰り返し、効果音と音楽はベタベタ。「うわっ、まさかホントにそんな音つけるとは!?」と驚愕できる。
まあ、展開がベタベタなので、うってつけといえなくもない。


これをJは真剣に観るわけです。かなりのめり込みます。
ところどころで、「ニサイメディ!」とか「ナーソンサーン」とか、合いの手まで入れて大いに楽しめる。
うらやましいような気もするけど、普段はテレビがついている時、おれは別室で音楽をかけ、テレビのある寝室には近寄らない。
しかし、今日はやむなくブラウン管の前に座らされたので、開き直って楽しむことにし、写真まで撮ってみました。
「また、インターネットに書いてバカにするんでしょ」ってそういうところはけっこう鋭いんだよな。
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前戯なし
今日はJの通う美容学校の実習日。
10月15日に開講して、実習はすでに3回目。初回は学校の近所の村に出張美容院。2回目はとなりの小学校で。そして、3回目の今日はお寺の境内で開かれる早朝マーケットにて。

お寺だけど、ムスリムの女性だって来ます。


金勘定に余念がないオバチャン

出張美容院はもちろん、無料であるが、それにしても早い。通学し始めて2週目から実習で一般人の髪を切る。

日本のように長々しい座学や理論はない。能書きなし、即本番である。
聞くところによると、ナニの場合も前戯なし、即挿入がデフォルトらしいから、それがこちらのやり方なのだろう(?)。いやいや、タイに限ったことじゃない。インドだって基本は前戯なしである。
このヒトが先生

しかし、お客は心なしか不安げな表情をしている。そして、実習生も髪を梳くのは躊躇ないが、いざはさみを持つと手が止まる。目が泳ぐ。
まあ、当たり前ですよね。


それでも、お客は次々と訪れ、先生は一人。生徒はイヤでも自分で判断してはさみを手に持たざる得ない。
大胆というよりいい加減すぎる気もするが、習うより慣れろだ。なにより、それを受け入れてくれる市井のヒトビトがいるのだから。
だって大盛況である。
さて、美容学校の生徒はさまざま。Jからいろいろ聴いているそれぞれのハナシもありますが、それはおいおい。
なお、Jは写っておりません、念のため(笑)。
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Ocean 10 (Walking Street)
久しぶりのWalking Street。

やっぱり、根が夜のオネーサン(Jは「Lady After Evening)」という言い方をする)であるJは、ときどき、うずうずとお出かけしたくなるようで、夕方、突然「ヤーク パイ・ティアオ」と言い出した。
ところで、タイ人、WomanとかGirlとかいう言い方、決してしませんね。あくまでLady。しかし、「淑女」というニュアンスを思うと、ときどき「君たちはレディではないよ」と思ってしまったりする(笑)。

(トニーにご出勤(?)の「Lady」たち)
パイ・ティアオとなると、Jのメイクには俄然、気合が入る。
あんまり気合を入れすぎて、厚化粧になることもしばしばだ。そのくせ「あたしたち、ボーイフレンド、ガールフレンドに見えるかしら」としきりに気にする。商売オンナと客みたいな扱いを受けるとへそを曲げる。
「その化粧がね」と思うのだが、それは言えない。彼女の自恃でもあるのだから。
時間は9時半。WSは今日も盛況である。

(ちょっとピンボケ。すみません)
いつも気になる神木。存在感あります。小さな祠の中には「精霊」が祭ってある。

祠の中を何度も撮ったのだが、必ずピンボケ…って、暗すぎるからなんですけどね。

ちょっと早いので、WS入り口のタイ飯屋で夕食。ファランとオネーサンで盛況なので、「オネーサンが寄るんだからうまいはず」と思ったものの、大いに期待はずれ。まずい!
そのくせ、一皿100バーツほどもする。
どういうことなんだろうか。オネーサンたち、せっかく客が払うんだからもっといい店いけばいいのに…。
「さくっと飯食って、やることやって早く帰りたいんだよ」とJ。
しかし、パタヤのファランは全体的にダサいですね。アラブ人もダメアラブっぽいのばっかだし、アジア系はツアーの中韓ばかりが目立つし。「洗練されたパタヤン」への道のりはなかなか険しい?
作戦会議中(?)。こいつ、Jのことばかり見ていた(笑)。

さて、神木を通り過ぎたあたり、「Ocean 10」という新しいパブ(店のヒトが「パブ」だといったので)がオープンしている。小奇麗なので入ってみた。

ぞろりと黒服のオネーサンが並び、HipHopが響き渡る。
中はこんなカンジ。

バンド演奏もあります。やっぱ、HipHopでした。まあまあかな。でも、アバのダンシング・クィーンを唄って(古すぎる!)、さびの部分でマイク持って客席回るのはやめて欲しかった。
偶然、昔、Jが住んでいたアパートの隣人に会う。ウェイトレスをしているがトム・ボーイだそうだ。彼(彼女)がドリンクのただ券をたくさんくれた(レディース専用)。おれはビール(150バーツ)を呑んでいたので、その他、ドリンクの味や値段は確認せず。
海岸側は小さなデッキになっていて、海を眺めながら呑むことも出来る。
全体的な印象は、小奇麗だけどねーってカンジ。
DJならルシファー奥(ヒップ系)のがいいし、同じくIce Bar(トランス系)のがいい。
バンドならルシファー手前の方がいい。ちょっと隠微なカンジが欲しければカジノ・クラブ(音楽はトランス系)の方がいい。
夜のオネーサンは12時くらいから、けっこう集まっていました。しかし、これはどこも似たようなもんですね。なかなか食指は動きません。
それから、ぞろぞろいる黒服も「本人次第」だそうです。黒服はかわいいのがいましたよ。
なぜ、そんなことがわかったかというと、Jが黒服に誘われたからなのです。
9時から深夜3時半の勤務で10,000バーツ。「ボーイ・フレンドがいるなら客の誘いは断っていいのよ」とのこと。
自分も「まだまだ捨てたもんじゃない」と、けっこうご満悦の様子で、「働こうかしら」などといってる。
うーん、夜、働きに出てくれるとおれも「パイ・ティアオ」できるかな…。
店を出るとJの友人Dから電話。
「呑みに行かない? スターダイスのタダ券持ってるの!」だそうです。
タイ人、タダ券大好きである。
彼女のホームグランドはスターダイス。韓国人狙いの夜のオネーサンである。
Jがおれの顔を見る。まだ、呑み足りないようだが。しかし、スターダイスはねえ…。
おれ、ペンライト振って韓国のアイドル・ソングを合唱する趣味ないし。集団陶酔はいずれにせよ嫌いだし。
ということで帰りました。
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鉢合わせ…マッサージ嬢のアパート編
いま、某MPで働くAがうちに来ている。
ちょっとうんざり、しかし、ちょっと自慢げに語るところによると…彼女に熱を上げるふたりの男性が彼女のアパートメントで鉢合わせ。
先に来ていた男の方をトイレに隠し、なんとかその場をしのいだそうだが、そんなことっていまだ現実にあるんですね。
先に来ていたのは、タイ人の男。おれも一度会ったことがある。
ちょっとデブでめがねで、でも色白の小柄な男。
かれは妻子持ちで、とあるコヨーテパブの共同出資者なのだが、Aに熱を上げ、まあ、彼女の足となり、お飾りとなり、お財布となっている。
金を持っていることが唯一、救いのタイプだ。
そして、後から来た男。かれは台湾人。パタヤより東に行った街で働いている台湾企業の駐在員。こちらも妻子があるらしい。
このところ、Aの上客である。
前日、かれはMPを訪れ、Aに一言の確認もなく、連れ出し料を支払いAをラヨーンに連れて行こうとした。が、Aがへそを曲げ、結局、車でAをアパートに送ることになった。
アパートの場所を知った彼は、いてもたってもいられず、今日、押しかけてきたというわけだ。
「愛してる」を連発するらしい。「妻子を捨てる覚悟」だらしい(笑)。
しかし、一度、香港人と付き合って、結局、捨てられる目に遭っているA(それがきっかけで彼女はMPで働き出した)は、外国男を信用しない。おれに関しても、Jのいうところでは常にネガティブ・キャンペーンを張っているそうだ(Jがおれに報告するAの言い分は、それはそれで当たらずも遠からずなのだが)。
ブイブイいいながらも、けっこう、真剣に悩んでいるA。
Aはどちらかというと完全に割り切っているタイプであるにもかかわらずだ。悩んでいるのは小金持ちタイ人に対してではなく、台湾人に対してらしい。
気持ちを摑んだのだから、うまくやって得るもの得ればいいのに…。カモがねぎ背負って、ご丁寧に鍋まで用意してくれているようなもんだ。
しかし、彼女は自分の気持ちがオトコに傾くのを極度に恐れている。そう、しょせんプロになり切れない多くのタイお水たち(例外もいるでしょうが)。
カラダを売っているといっても、そう簡単に割り切れるものでもないようで、普段はその背伸びがウザイAだが、今日はすこし彼女のことがかわいく思えた。
思うに、その台湾男、けっこういい男なのかもしれない。まあ、堕ちてく自分に酔いたいのでもないのなら、アタマ冷やして妻子は捨てない方がいいと思うけど。
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コーヒーショップ
といっても、素人を装ったオネーサンたちの集うそれではなく…。
いやー、スタバとかコーヒーワールドとか、パタヤにも国際的なフランチャイズ店がたくさんあるが、何しろ高い!
中サイズのアイス・ナンチャラなんて頼むと100バーツ超えます。
世界中、どこの店に行っても、均質化された商品を提供するってのは、そりゃ大変だろうし、そのことに価値を置くなら、100バーツ、決して高くないことはわかる。日本より安い。
でも、激ウマのソムタムが20バーツだったり、見事なチャーシュー飯が25バーツだったりということが脳裏をよぎると、「うーん?」という気になってしまう。
おれは履物屋の子だし…庶民なのだ(笑)。
んで、ローカライズされたコーヒーショップに通うことになる。
(カルフールの中にあるコーヒーショップ。価格は国際フランチャイズ店の半額程度)

最近はJがコーヒーに目覚めて(以前は「苦い」といって嫌っていた)、毎日コーヒーを呑みたがる。同じようなローカル・コーヒー店は、Tuk.Comにもあるし、ソイ・ネーンプラプワンにも2軒もあるのだ。
カルフールの店では、おれたちが座るとオニイチャンが「アイス・エスプレッソ、マイ・ワーン」といってくれる。オンナ連れだと愛想の悪いタイの女性店員(そんな経験ありませんか?)と違って、男性店員はいい。
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パタヤでオンナが働くということ
昨日、どうも腹の調子が悪くて早く寝ようと思っていると、Jが「やっぱり働いてみようかしら」という。Ocean10で誘われた黒服のことだ。
まあ、やるもやらぬぬもJ次第。
朝、9時から12時まで美容学校に通い、夜9時から深夜3時半までWSで働く。
ゼッタイ学校に行けなくなると思うが、それもまた、J次第だ。
早速、おめかししてWSへ。

時間は深夜12時前。

まるで時間が停止したかのごとく、今日も昨日も、そして、また、明日も…。
ひとりひとりは入れ替わり、立ち代わり…。でも、WSという総体を見るとデジャブのように同じ繰り返し。
Jもおれもそんなひとりなんだろう。

おれはOcean 10の軒先のオープン・バーでビールを呑み、Jはそのカウンターで応募書類を記入する。やり手婆のような(でも若い)マネージャーが愛想笑いを浮かべながらJにいろいろ説明している。
通りを行き交うヒトビトを眺めながら、説明を聞いているJの様子を伺う。なんだか浮かない顔をしている。

表情が冴えないわけはその労働条件。
月給は10,000バーツ。基本的に出勤は自由だが、「レディース・ドリンク60杯ゲット」というノルマがある。ノルマ未満はペナルティとして給料から天引き。ノルマを超えた分は1杯50バーツが女性の取り分となる。
そして、PBされる、されないは本人の自由。PB代は確認しなかったらしい。
Jは、呑気にも「Welcome〜,Sir」とかいって席に案内して、オーダー取って、あとは笑顔でも振りまいてれば、それで月10,000バーツと思っていたらしい。
ところが、実際は「Hi, Sexy Man!」とかいって甘え、男の前で腰でも振りながら踊って「Buy Drink for me na!」といい、時にはちょっとした「お誘い」まで仕掛けてドリンクをゲットしなければならない。

「いつから働き始めるか、電話してねぇ」とやり手マダムに送り出されたJは、店を出ると条件をおれに説明し、「どう思う?」を連発する。
おれに「やめろ」といわせたいのだ。
それにしても、ただ、客を席に案内してにっこり笑顔で月10,000バーツと思っているJは、おバカさんというか、ヒトがよいというか…。
「あのオンナ、昨日はナニも説明しなかった」などとヒトのせいにしている。
おれに「やめろ」といわせるために芝居を打ってるならたいしたもんだが、「がっかり…」と、もう、まるでやる気はない。
パタヤでは夜の仕事は簡単にゲットできる。ちょっとイケてるオンナならなおさらだ。夕方、職を求めて行って、その晩から働き始めることだって出来る。
でも、それは基本的に「売り」を伴っている。
以前、フツーの仕事をゲットしようとホテルやジュエリーショップを白のワイシャツでまわったJ。惨敗だった。5つくらい面接して、ひとつも声がかからない。たかだか、月給5,000バーツほどの仕事が、そんな状況なのだ。
夜、Jはちょっとだけ泣いた。
おれが甘やかしてしまったのだろうが、彼女はもう、オトコに媚を売る仕事が出来なくなってしまったようだ。はじめてしまえば次第に慣れて、感覚は麻痺する。ある意味、どんな仕事でも同じだ。なんでもなくなる。
でも、独特の恥の文化を持つタイだからこそ、いかにこなれた夜のオネーサンでも「初めの一歩」は重いものがあったんでしょうね。
しつこく「どう思う?」、「妬かないの?」と涙目で迫られたおれは、結局、「やめろ」といわされてしまいました。
うーん、でも、おれはただの風来坊だから…。
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「パワー特盛りッ」
よく、バイクで走っていると苦笑させられるステッカーを見かける。
日本語なのだが日本語ではない。どっか、狂ってる。
しかし、バイクだとなかなか写真が取れず悔しい思いをしていたが、今日、はじめて停車中の車を発見。それでも、これはまだ意味が通じる方だ。


Jにいわせると日本語はなんだか「面白くてカッコいい」そうです。
昨日は一日、ソイ・ネーンプラプワンにおりました。
Jを迎えに行って、ソイ・ネーンに戻り、いつもの食堂で飯を食う。


ここはうまくもまずくもないのだが、タイの食堂では珍しく、食器がすべて陶製なのだ。
となりは沈没イギリス人が経営する(オンナにやらせている)バー。3階建てのタウン・ハウスで、初老のイギリス人は女の家族とここに住み、おれたちが昼飯を食いに行くころ、よく、店の前でひとりタバコをふかしていたりする。
こんなバー兼住居がソイ・ネーンにはやたらたくさんあります。ほとんど、自分がいる場所を確保するために開業しているような店。圧倒的にイングランド人が多い。

よっぽど、本国じゃ居場所もないんだろうか?
それとも、傾いたとはいえ、腐っても略奪国家の末裔である。老いてますます盛ん、血が騒ぐんでしょうかね。いい爺さんが混血児を乗せたベビーカーを押しているのもよく見かける。
ときどき、「それは犯罪でしょ」っていうような若い娘を連れている爺もいる。ケツに手を回して歩いていたりして見事である(?)。それ、どう贔屓目に見ても孫だろ!
「勃つんかいな?」といったら、Jが「薬があるでしょ」だと。そういえば、先日、薬を飲みすぎた爺が腹上死というのをテレビでやっていた。長命がやむをえないなら、そのくらいがいいかも知れない。
夕刻、ジムに行った帰り、スクムビット通りに面した辺りが騒がしい。
早速、カメラを取りに戻る。

ショッピング・センター「ロータス」建設反対の商店主集会だそうです。
歴史はところを変えて繰り返されますね。
おれは東京都心の商店街で生まれ育ったのだが、少年時代、都市化の波に呑まれ、おれたちの街は消えてなくなったものだ。

しかし、パタヤ、ショッピング・センターありすぎ。過当競争だと思うが…。
青空市場とかモタサイ露店とか表の指標に現れない経済活動で生計を立てているヒトビトがこんなにも多いのに、そんな層の計画的な取り込みを図らずに大規模店舗ばかり設置していったら無駄に歪みがでかくならないのだろうか?

難しいことはわからないが心情的には彼らにシンパシーを感じる。が、Jは「便利になっていいじゃない」だそう。「シンプル・イズ・ベスト」な意見ですな。
家に帰ると、またAが来ている。仕事さぼりまくっとるなぁ。

Aの持ってきた「虫」。名前、聞いたけど憶える気もない…。
Jもおれも喰えず。Aがひとりでほおばってました。
今日は脈絡なくてスミマセン。まあ、「特盛りッ」ってことで。
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南国の季節
なんだか秋の気配がする。
南国だって、思うに季節は雨季と乾季だけじゃない。
日本のようなダイナミックさはないが、パタヤだって微妙にいくつもの季節が訪れては去っていく。

ススキが穂をたなびかせるそのすぐ横で、マンゴーの木に花弁がたくさんついている。

でも、ビーチは夏そのものってカンジなんだよな。
今日はJを送ってからそのままバイクで走り回ってみた。
東京湾も冬は水がキレイだが、ジョムティエンもキレイだった。



ところで、最近、オマワリが多い。
オマワリがやたら目につくってのは、民度が低い証拠だという。民度といっても捉え方はいろいろだろうが、けっこう真実だと思う。
東京もオマワリが多い。バンコクも多い。パタヤも多い。都心に多いのはまあ、仕方ない。
パキスタンやバングラデシュもやたら多かったが、インドやスリランカは都市部でも大して目に付かない。中東も国によるが気にならない。
マグレブなんて探してもなかなか見つからなかった。
一方、アメリカはメタクソ多い。フランスもイギリスも多い。
そんなことを思いながら走る。
ジョムティエンのビーチ・ロードはそんなに飛ばせないがパタヤのビーチロードよりよほどマシ。バイクで走るには気持ちいい。
でも、海を見ながら走っていて急停車したソンテウのオカマを掘りそうになった…あぶない、あぶない。
ソンテウ、我が物顔の運転をする。思い立ったら意思表示する前に反応するタイプの運転。ソンテウだけじゃない。タイ人の運転は概してひどい。一言でいうなら「せこい」。そのくせ、へたくそなのだ。車両感覚なんてなっちゃいない。
ときどき、とんでもなくうまいヤツがライダーにもドライバーにもいるが、ごく少数と思った方がいい。
もちろん、相互信頼とか譲り合いなんて精神はいうまでもなく、ない。
バイクも車も不信感の塊になって乗りましょう。
それはそれでテンションが上がっていいものです。ちなみにおれは目に頼って運転しています。なぜならJah Shakaを聴きながら走るのにはまっているから。タイ人好みではないだろうけど、クールだ。
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囲われてるオンナが狙い目だ
Jの友人でSという娘がいる。
薬中である。
自覚しているからバーやディスコでもサングラスをかけている。見るヒトが見れば目でわかるからだ。
彼女には身長2メートルのボーイ・フレンドがいる。会ったことがあるわけではない。Jたちが「きっと2メートルはある」といっているだけだ。かれがジャンキーらしい。
マッチョでもあるらしい。ラリッた脳みそで、オンナもマッチョであるべきだと考えたのか、Sに男性ホルモンまで打たせている。だから、Sは産毛だけどひげが生えている(笑)。
ボーイ・フレンドはフィンランドにいる。どうやら現場型のヒトらしい。Sに送金している。働いて金が貯まるとパタヤにやってきて、クスリ三昧の日々をすごす。
Sはボーイ・フレンドがいないとき、ひとりでディスコに行き、オトコを物色する。まあ、よく耳にするハナシだが、金が目的ではない。
刺激が欲しいんだろう。もちろん、ボーイ・フレンドはそんなこと知らない。
と、そんなハナシをサカナにJと家で呑んでいて、ふと思う。
「囲われてるオンナっていいなぁ」と。
金もかからないし、ヘンな責任も生じにくい(?)。オトコが来たときは、ぶらっと旅にでも出ればいい。
まあ、そう都合よく、そんなオンナが見つかるとも思えないけど。
それに、Sみたいなのじゃイヤだしな…。
まあ、ファランが連れてる女性には概して食指が動かないものだけど、東洋人が囲っている女性なんてパタヤにいるのだろうか?



と、酔ったアタマでわけのわからない妄想をしてしまった。
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恐怖の本質
結局、恐怖の根源にあるものは「死」なんだろうと思う。
もうだいぶ前のことだ。当時唯一ともいえる友人が死んだ。同世代の男で、急性の白血病だった。かれとは死の3年ほど前、旅の途上で出会った。
かれはひたすら旅をしている男だった。
かれの粗末な葬式に出席し、寂しさとともにうらやましさすら覚えた。しかし、それは観念のハナシで、本能とはかけ離れたポーズだったのだ。なぜなら、パイプ椅子に腰を収めたおれのナニは抑えようもなくいきり立っていたからだ。
カラダは「死」などに微塵の憧れも持たず、「死」を拒絶し、「生」を誇示して見せた。
勃起したおれのナニは強烈に「生きる」ことを主張していたのだ。
同年代の友人の「死」に遭いながら、不謹慎にも「おれは生きるぞ」と意思表示していた。
そのときは、やむなく「抜いた」わけであるが、パタヤにておれがJに出逢ってからいままで彼女にしがみついてきたわけは、このときと同じ理由なのだろう。
結婚生活の最後にはほとんど不能同様だったおれだが、ナニは妻以外の女性には力強く反応した。結婚生活の延長線上には「死」があったのだろう。
その「ゆっくりと死んでいく」ための日々に本能は去勢され、そこから逃れようとするとき、「生きる」ことを感じ取る。
なんて刹那的で虚無的なんだろう。なんて勝手なんだろう。
しかし、Jにしてみれば、おれは「ゆっくり死んでいく」ための保険である。ただ、豊かな大陸の民である彼女は、窮屈なあの島国の人間に比べたら、女性といえどもけっこう刹那的である。
そんな彼女の身体にしがみつき、腰を振るおれは40を前にしてふたたび「死」の恐怖におののいているだけ。
なににも与しないで生きたいと希う者にとって、「落し穴」とはいたってシンプルながら、本質的なものなのだった。
ところで、別に深刻ぶっているわけではありません(笑)。
少しずつ、「次のステップ」に近づいているだけのこと。
さて、いまからお出かけです。
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シーズンが始まったパタヤでは…
書類を提出していたハリウッドから、面接に来るようJに電話があった。
急遽、おめかしに戻り、ハリウッドへ。
シーズン開始に遅れたハリウッドは連日、突貫工事を続けている。最近、夜はイルミネーションを灯すようになった。
レセプション希望のJだが、面接で「同じ敷地内のコーヒーショップのキャッシャーはどうか?」と打診されたらしい。
またしても「どう思う?」の連発。
給料はいくらだと訊くと「訊かなかった」とのこと。金に敏いくせに肝心なことは訊き忘れる。
確かに金の管理は面倒そうだ。ただ、コーヒーショップならそんなに客もいないだろうし、というようなことをいう。
結局、Jは断った。
ハリウッドのオープンは17日からだそうです。
連日、パタヤは大盛況。
観光バスまで中韓だけでなく、世界中から股間を膨らませたツアー客を運んでくる。

もちろん、ツアーで買春なんて趣味はおれにはないが、そうでなくて、パタヤみたいなところに観光ツアーで来るってのはどういうセンスなんだろう?
真剣に不可解だ。


でも、こうして写真で見ると、パタヤ・ビーチも悪くないように気になる。
時節柄、そこらじゅうの店に求人広告が貼ってある。
ゴゴ、コヨーテ・パブ、バービアからホテル、土産物屋、レストラン…。
一見すると売り手市場のようだが、いずれも条件はなかなか過酷だ。
「貧民の子はぐずぐずいわず、カラダでも売れよ!」ってもんかな。
這い上がるのはなかなか大変である。内向きのヒエラルキーと階級意識からスポイルされている外国人を狙うのも無理はない。
パタヤはまだ、そんなタイ人のカラダを狙う外国人がうようよ集まってくるだけましなのかもしれない。

バービアの求人広告。
Jの怪しい通訳によると「美しくてプロポーションのいい女性求む」だそうです。
そんなオンナ、バービアで見たことない(笑)。
帰宅途中、屋台で「カオ・ラーン」を買う。
竹筒にアズキを入れたもち米が入っている。ココナッツ・ミルクと砂糖をまぶして炊くらしい。
うまい。

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突然、たこ焼き屋開業
まったく計画性という言葉とは無縁のタイ庶民であるJ。今朝、突然、「今日からたこ焼き屋をやる」と言い出した。
なんの準備もしていない。
昼過ぎから買い物に奔走し、青空市場の場所を確保し(一日70バーツ、電力供給付き)、夕刻、その場しのぎのたこ焼き屋が開業した。

近所の青空市場は子供用の遊具があり、ビンゴゲームや射的、金魚掬いなどの店もあって、なんだか縁日のようだ。



人形塗り絵に熱中するイスラムの子どもたち

かなり頼りない手つきのJであるが、周りの店の好奇心旺盛なオバチャンたちの助けもあって、なんとかたこ焼きを焼き、店を切り盛りする。
たこ焼き器やのぼりなどは、日本の通販を海外転送サービスを使って送ってもらった。
おれはセッティングを手伝い、あとは写真を撮ったり、たこ焼きを試食したりしてブラブラしていた。テパシット・ロードのウィークエンド・マーケットならファランとタイ女性の出す店もちらほら見かけるが、こんなところでうろちょろしている外国人はおれひとり。かなり目立つ。
少々、恥ずかしかった。
セッティングを終え、たこ焼きを焼きはじめたのが7時ごろ。撤収したのが9時(早い!)。
本日の売り上げは720バーツ。4個入り20バーツのたこ焼きが36パック売れたらしい。ものめずらしさで市場のオバチャンたちがこぞって買ってくれたそうだ。
Jはもちろん、原価計算などしていない。
おれもメンド臭くて、そのことを指摘するのはやめた。

結局、Jひとりでは手に負えないことも多く、なんやかんやと手伝わされ疲れてしまった。
明日もやるといっているJだが、こんな毎日もイヤだなぁと思うおれであった。
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カオとカノン…モノの価格
いやー、たこ焼き屋などにかまけていたら、株価が大変なことになっているではないか!
しかし、こう乱高下を繰り返されると、聡いヒトはしっかり儲けているんだろうが、哀しい目にあっているヒトもたくさんいるんでしょうねえ。
不精なおれはまったく放置プレー状態。
さて、たこ焼きであるが肝心のたこはあまり人気がない。まあ、なじみがないということなのだろう。
素材は某店を真似て、ハム、チーズ、たこにしてみたのだが、ハムが一番人気。次いでチーズだった。カルフールだとたこは高いし、ナックルアの海鮮市場は遠いしで、好都合ではある。
いずれにせよ、ローカルの市場で4個で20バーツはどうにも高い。辺りを見回してみると、果物の切り売りが10バーツ。つくねやソーセージの串焼き5バーツ。釜飯みたいなもの20バーツほか、菓子パン屋はどれでもひとつ5バーツ(きっとメチャ甘だろうと怖れて、買ったことはない)、お惣菜はどれも20バーツである。
米を食わないと飯食った気にならない米飯至上主義者のタイ人。そんなタイ人の中でもまるでタマダーなヒトばかりが集まってくる市場で、ハレの日でもないのにカノンに20バーツ出せというのは、ちと酷である。てか、買ってくれないだけのことだが。
まあ、ある意味では毎日が夏休み状態のヒトタチなんだけどな…。金銭感覚も社会感覚も生活観も。
ところで、日本でも、タイでも、インドでも、メシといえば米飯である(インドは北方や西方では小麦粉中心だけど)。
そんなところでは、食事と米飯が同義である。日本では「ご飯」は食事のことも指し、かつ、米飯のことも指す。西ベンガルでは、「バット」がそれにあたり、タイでは「カオ」である。
とにかく、ときどき、価格差がよくわからなくなる。
フツーのヒトなら飯は20〜25バーツで食える。この飯だが、バラエティは豊かで、日本で安い飯といって立ち食いそばや牛丼に限定されかねない感覚とはちょっと違う。せいぜい、気の利いた食堂あるいはお惣菜屋(ほとんど滅びつつあるが)みたいなカンジだと思う。

その人が買うタバコは、安い銘柄でも50バーツくらいする。
その人が飲むビールは、やはり安い銘柄でも大瓶40バーツもする。
一食分よりタバコ一箱やビール一本の方が高いってのは、ちょっと不思議で新鮮な感覚だが、多くの国で食と労働力が安いのは当たり前だったりする。
彼らは、たいていわずかな頭金で50,000バーツ以上する原チャリを買い、月々1,000バーツとか2,000バーツくらい払っている。
露天商の多くはピックアップトラックを持っている。露天商でもローンが組めるのだ。この車、新車ならちょっとした家を買うよりぜんぜん高い。
でも、まともな域内公共交通機関など皆無に等しく、少なくとも日本より広いタイでは、自分の足は必需品である。
たとえば、Jの通う学校は、うちから10キロ以上。幹線道路から外れているので、公共交通機関はない。

無理すれば、バイタクでスクムビット・ロードまで出て、バスに乗る。ふたたびバスを降りたところからバイタクに乗る。
まあ、往復100バーツはかかるだろう。原チャリ買った方がぜんぜん、いい。
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こんなに簡単でいいのか!?
本日もJのたこ焼き屋につき合わされた。
セッティングと撤収だけ手伝うつもりだった(なにしろ、車なんて持ってないので、バイクで何度も往復しなければならない)のだが、激しい夕立の後、ド素人であるJのたこ焼き屋では手に負えないほど混雑となり、家で本を読んでいたらJから呼び出しを食った。
もちろん、おれもド素人で、日本じゃたこ焼きもろくに食ったことないし、まして焼いたことなどないのだ。
特に若い連中が味覚に柔軟なのか、好奇心か、こぞってやってくる。

(Jの後姿、初公開)
中には10バーツ握りしめて「2個売って」というコドモも。
タイにしては立派な(?)業務用のたこ焼き器を使っているものの、こんなにいっぺんに焼いたらとても手に負えない。鉄板は一枚しか使わず、少しずつ焼く。
この日は3時半からセッティングし、9時半撤収。
売り上げはなんと1200バーツを超えていた。60パック以上売ったことになる。
いや、疲れるわけだ。
ただ、このたこ焼き、原価は高い。材料はスーパーで買ってるし…。
それにしても、よくわかってもいないたこ焼きをネットで調べただけの情報で、準備も練習もろくにせず、その場しのぎで始めてこんなに売っちゃっていいのだろうか?
「たこ焼き」っていったらヒトや店によってはラーメン並みにウンチクもあるだろうに。しかも、食い物を売るってのはそれなりの責任も伴うものだ。
でも、こんなんでオッケー…。
なんだか申し訳ない気になるが、Jやタイ人はおそらくそんなこと考えもしないのだろう。
ところで、タイ人、好奇心は旺盛だけど、飽きるのも早そうだよな。
夕立が降り始めたころ、Jはかなりしょげていたのだが、その後、ホクホク顔になった。
ただ、「まわりの嫉妬が怖い」という。
そんなこと考えるにはまだ早いし、たいしたこともないと思うのだが、おれがいないときのオバチャンたちの質問攻撃や、まわりの店に閑古鳥が鳴いているときの彼女たちのJを見る目はちょっと複雑なものだというのだ。
まあ、どこでも下々のものは、鵜の目鷹の目、足の引っ張り合いを余儀なくされるから。彼女の受け止め方もまんざら大げさではないのかもしれない。
(お隣さん。赤子の父はファラン。そんな子がたくさんいる)

今日はJの友人が相次いで2人、応援に来てくれた。
でも、当然、役には立たない。まあ、Jは楽しそうでよかったけど。
撤収前の市場のひとコマ。ちょっとした憂愁が漂っていませんか。なかなかステキな時間でした。

「明日もたこ焼きか?」と思うと、少しブルーなおれ。
髪結いの亭主ならまだ風情がある(?)が、たこ焼き屋のそれじゃねえ…。
毎日、たこ焼きネタばかりですみません。
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