Life Goes On (パタヤ日記)

世界一邪悪な(?)街・パタヤに漂着してタイ女性の部屋に転がり込みました。日々の生活からパタヤ情報まで発信中

ちょっと一時休止

実はいろいろあって、昨晩、バンコクに出た。
いろいろとは、Jとのこと。最近、ひとつひとつは些細なこととはいえ、「ブア」(うんざり)することが積み重なっていて、少々、Jといることに疲れていた。
そんな積み重なった「ブア」感は、Jのすることなすこと、しゃべることにことごとく反応する。


市場を移動した前夜、風呂場の配水管が詰まった。
詰まりを除去する顆粒の薬品がありますよね。あれを買いにいこうとすると「それを売ってる店はもう閉まっている。明日でいいじゃない」という。
「カルフールかフードランドに売ってるだろう」というと、「売ってない」と。「以前に捜したことがある」と。
旅慣れた人やアジアで仕事したことがある方ならお判りだと思いますが、ウソだね。少なくともソイ・ヌンの店は閉まってるだろうけど、カルフールやフードランドを捜したことなどないだろう。
自分がメンドクサイのはわかるが、おれが行くんだ(笑)。メンドクサがる意味がわからない。
パイプが詰まったということに意識を向けるのもメンドクサイということなのだろうか。
果たして、ちゃんとフードランドに売ってるわけです。


食いきれないほどのおかずを買ってくる。当然残る。「シアダーイ」といって冷蔵庫にしまう。しかし、しまったことはすっかり忘れて、または古い同じものを食いたくなくて、次の食事は新しいおかずを買う。しまわれたおかずは冷蔵庫の中ですごいことになっている。

飯を炊く。残ったご飯は放置される。だめになる。
または、まだしゃもじでちゃんと一杯分くらいは取れる状態でホカス。

「シアダーイ」とは日本語の「もったいない」とは異なると思う。「もったいない」には、恵みに対する「ありがたい」とか、「もうしわけない」感を伴う。
「シアダーイ」は、ただ、「損する」感なのだ。



基本的に万事がこうであるのは、もちろん、いまに始まったことじゃない。日常生活から仕事にいたるまで、すべてがその場しのぎ。エントロピーは拡大しまくって彼女を取り巻いている。
彼女だけじゃない。そんな連中が圧倒的に多い。
それが豊かな大陸ならではのことなのだろう。

「サヌック」「サバーイ」で「マイペンライ」。

それで生きていけるタイ。豊かなのだろう。
日本は貧しく、四季で気候の激変する環境の厳しいところなのだ。

「そんなにメンドクサイなら、生きてるのもメンドクサイだろ!」っていう台詞は、タイでは通用しない。ん、日本でも通用しないかな?


そもそも、おれもそうなりたくてほかでもないパタヤ、ほかでもない貧民の中にいるはずだが、哀しい性か、それがヒジョーに鼻につく。
「ビンボー人はビンボーに安座している」とまで思ってしまう。そのくせ、嫉妬や猜疑心で他人を値踏みし虚飾ばかりに気を使うのだから性質が悪い。安座してるなら堂々胸を張って安座しろよ。
インドには、世界にはもっと堂々とビンボーしてるヤツがいっぱいいるぞ!

でも、この国にもしたたかで上昇志向の強い輩もいっぱいいるわけで(中国系なんてやっぱ、手強いですよね)、ビンボーに安座する連中はいいように活用されてるわけだ。


ああ、たかが配水管でね(笑)、でも、ダメなんです、いまは。おれ、どうしようもなく、うんざりしているのだ。飛躍が激しいのは仕方ない。


新しい市場の初日、彼女は店じまいのあと、すべてを近所の友人宅に預けるという。スクムビット通りを渡らないといけないし、以前よりは遠いから…メンドクサイ。
「たこ焼き屋がたこ焼き道具一式、落ち着いて手入れもできない他人の狭いアパートに預けてどうすんだ」とは思ったものの、「好きにして」ってカンジ。
道具ってのは目をかけ手をかければ、人間以上にそのことに反応する。道具や機能に対する敬意や感謝の念が欠けているヤツをおれは嫌いなのだ。

そんな最近のおれのうんざり感をJだって察するわけで、「どうしたの?」という。
そして、「ああ、あのこと、このことでしょ」とおれがうんざりした理由も把握している。そのくせ、ケラケラしている。
「然り」といって指摘すると逆切れする。

ほんとに人を逆撫でするのがうまい。


ということで、「しばらく家を出る」といった。
ここからは凄まじかった。
泣くは喚くは暴れるは、「あたしだけが悪いのね」「あたしはいつもCare for youなのに、あんたは…」なんて、もう、さっぱり何のハナシだったのかもわからなくなる。挙句の果てには「オンナがいる」ときて「あたしはしょせん元お水」みたいなことになってくる。

「そのパワー、もっと、生活向上に活かせよ」なんてのんきなことを思いつつ、彼女が騒げば騒ぐほど、醒め、冷静になるのだった。


バンコクは真黄っ黄だ。
カオサン近辺の道路は、国王の誕生日を祝う人でごった返し、交通は麻痺。いたるところに国王の肖像を掲げる祭壇が組まれヒトビトがたむろする。
うーん、理解不能だ。
近代国家の王権てのは方便であり手段だと思うし、パタヤでタイ人を見てるとテキトーに付き合ってるだけと思わされるのだが…。

そして、今日、バンコクで「銀だこ」たこ焼きを食いました。
6個で99バーツ。
高い。しかし、うまい!
やたら掛け声かけながら、焼いていて、ちょっと気色悪い。
タコがでかい。外はカリッ、中はトロ〜ッと見事だ。
おれたちの作ってるものとぜんぜん違う。

行列ができている。バンコクのヒトは金持ってますね。スナックに99バーツ。飲み物とセットなら125バーツ。高すぎる。パタヤじゃ考えられない。

エスプラネードはFUJI、大戸屋、やよい亭、魚昌、回転式のしゃぶしゃぶ屋などなど、日本食屋だらけ。どこもタイ人でいっぱい。

おれに対する態度や関心がぜんぜん違うように感じた。つまり、日本人に対するってことだ。
全体的にとてもに好意的だ。
タイのオンナ連れではないからなのかな?


とにかく、すべての面でバンコクはなんだか別世界だ。というか、パタヤが別世界なのか(笑)。カオサンはまあ、バックパックごっこの小宇宙だからいいが、とてもつまらないところだ。



これからどうするか、わかりません。
銀だこを食ったらいろいろ反省したので、30バーツと99バーツの違いはあっても、もう少し改善できるなんていう野心というか関心もあるんですが、そんな向上心を持つことは「ブア」に直結しているので危険すぎる(笑)。

ただ、もうしばらくパタヤで安穏としたいという気持ちも強い。
なにより暮らしやすいし、フツーの人たちの中で暮らしが、「ふるさと感」を呼び覚まされて心地よい。おれは東京のとある下町で育った。商店街で少年時代を過ごした。
あのころの路地感覚、下町感覚がタイ庶民の生活圏にはいまも息づいていて、とくに市場に座っていることにまだ飽きていない。

なんだ、「ただの懐旧、懐古趣味か」と自分でも笑ってしまうが、いまはそれもいいとも思うのだ。


そして、もちろん、Jに対してもやはり情が移ってしまっている。情けないが気になってしょうがない。それに「銀だこも食わせなきゃ」とか。
ああ、また、そんな向学心を期待すると「ブア」が迫ってくる(笑)。


てなわけで、すぐ戻るかもしれないし、これを「放蕩の限りを尽くす」機会とする(これが実は難しい)かもしれないし、恒常的移動気質に身を委ねるかもしれません。

いずれにせよ、しばらくブログは停止すると思います。
予想以上にたくさんの方に気にかけていただいて、そのおかげで駄文を積み重ねてきましたが、一部の方から危惧いただいていたような事態になってしまいすみません。

お読みいただいている皆様には本当に感謝しています。ブログを書くことが精神衛生上欠かせない状態でした。

なんだか、終了の辞のようですが、やめると決めたわけではありません。

行き当たりばったりの日々を送っておりますので、明日にはパタヤに、Jのところに戻るかもしれません。
どうぞ、時々覗いてみてください。
突然、再開していることもあり得ます。
ある意味、ただの痴話喧嘩の引っ込みがつかなくって飛び出したようなもの(?)ですので。


なお、Jはたこ焼き屋を今日もやっています。
どうぞ、お近くにお越しの際は立ち寄ってやってください。



グダグダと長くなって、スミマセン。




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Author:rokumonya
不惑の40歳までもう少し
離婚・棄職、糸の切れた凧のように流離う
成人後の20年を、旅とインド圏に費やすこと10年、転居14回の根無し草
そのくせ、映画オタク

現在、パタヤ在住
「Good guy goes to heaven,
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