Life Goes On (パタヤ日記)

世界一邪悪な(?)街・パタヤに漂着してタイ女性の部屋に転がり込みました。日々の生活からパタヤ情報まで発信中

パタヤから

3日にバンコクに出、インドのヴィザを申請。5営業日必要とのことで、4日から8日までJとふたりでカンチャナブリに旅行した。
9日にバンコクでヴィザを手にしたものの、直近では手ごろな価格の航空券が取れず。結局、13日のチケットを買った。バンコクはあまり好きになれないし、金ばかり使ってしまうので10日、パタヤに戻ってきた。

ということで、「年末年始も営業します」と大見得を切ったものの元旦から10日まで休んでしまった露店を今日、久しぶりに開けた。
隣の店の兄ちゃんが「何人も日本人が来たよ」といった。お越しいただいたみなさま、どうもスミマセン。気にかけていただいてどうもありがとうございます。

正月休みはとっくに明けたと思うのだが、市場はヒトが少なく、今日の売り上げは560バーツ。
まあ、長く休んでしまったし、しょうがないか。


ところでカンチャナブリといえば「戦場にかける橋」。
大日本帝国軍が捕虜やアジア各地から徴発した労働力を酷使して、多くを死に至らしめたかの有名な泰緬鉄道がいまも観光用に一部運行しています。

クワイ川に沿った道路の一角がゲストハウス街になっていて、飛び込みでとあるコテージ風のゲストハウスに泊まった。エアコン、ホットシャワーつきで600バーツ。
バンコクからのバスを降りて、モタサイ・タクシー(サイドカー仕様)に言われるままに連れて行かれたゲストハウスはえらい不便なところにあり、それは邪険にお断りして、中国系の抜け目なさそうなマダムが丁重に迎えてくれたチャトゥナン・ゲストハウスというところを選んだ。安普請だったけど敷地は広く庭も植え込みもよく手入れされていて悪くなかったです。
ビルマ人の夫婦(タイ語が通じない)をこき使っているところが「マダム、やるな…」ってカンジでした。
ところでこんなところにもバービアがあって、沈没っぽいファランがいて、そのファランにくっついているオネーサンたちがいる。物価も安そうだし過ごしやすいのかな?

二日目はレンタカーを借りてエラワン滝というところを散策。
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「おお、タイにもこんな清流が…」という驚きはあったものの、いまやダムだらけとはいえ清流にかけて日本は相当なものですから、日本人が行って感嘆するほどのものではない。おれ、高校は山岳部、大学は探検部(バブル期にかなりマイナーな青春だった)なので沢登りなんかにもよく行ったのだ。
下から上まで滝を巡りながら散策。ゆっくり歩いて往復2時間強。
たくさんのファランが上り下りしてましたが、「なんで遊びに来てこんなつらい思いをしなきゃいけないの」とぼやきながらも、Jは彼らの間を身軽に縫って50バーツのサンダルでほいほい歩く。
西洋人はスニーカーやらハイキングモードのシューズで、それでも濡れているところや岩場はやたら慎重。彼らと較べるとサンダル履きのJやおれは「自然を舐めている」ということにもなりそうだが、Jの歩くさまを見てるとまあ、おれたちアジア人は「やっぱ、サルだ」と思った。
たぶん、素足感覚がまるで違う。

翌日はHell Fire Passへ。
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たくさんの捕虜が死んだオーストラリアが建てた博物館がある。
とてもエモーショナルな構成で、建設のモティベーションは強い怨恨に支えられているように感じた。Jは「コン・ジープン、ニサイメディ!」としきりにおれをねめつけ、「ファランがあんたを見る目が怖かった」とかいってる。
その後、泰緬鉄道に乗車。ここでカメラのバッテリーが終わってしまった。
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車内はファランからタイ人のグループまでたいへんな混雑だった。

その後、二日間はのんびり過ごし、カンチャナブリ市内でクワイ川鉄橋、ふたつの博物館、連合軍墓地、日本軍が建てた慰霊塔などをレンタル・サイクルで巡る。
確かにJの言うとおり、時に西洋人からの冷たい視線を感じるような気がした。考えてみれば、産業革命以降、西洋人をほとんど奴隷として組織的に扱ったのは第二次世界大戦中の大日本帝国軍くらいのものだろう。
有史以来、ヒトはヒトに対してすさまじい抑圧をそこここで強いてきたわけで泰緬鉄道の悲劇がそんなに特別だとも思わない(別にそんな事実が大日本帝国軍の行いを希釈するるわけではないが)が、産業革命以降、天下を取った西洋人の心奥の何かが揺さぶられるのだろう。「涙を目に一杯溜めながら展示を見ていたファラン夫婦はあんたが通り過ぎると表情が変った」とJがうるさい。とにかく、Jは博物館ではファランの顔色ばかり窺っていた(笑)。

まあ、あまり難しいことは書きたくありません。
ただ、おれは履物職人で戦争時、徴兵に召じず田舎の山中で終戦まで逃げ通した祖父に、こんなとき、改めてココロからの敬意を抱きます。


9日朝、バンコクに戻りふたたび銀だこを食って、ついでにエスプラネードにあったアイススケート場にJを連れて行きました。Jはスケート初体験。スケート場で転びまくって今日もまだ筋肉痛(笑)。
ところで、スケートリンクの整備はまるで行き届いていませんでした。ガタガタです。ふたりで靴を借りて1時間券を買って600バーツを超えていた。高い。

翌10日、パタヤに戻る。



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不惑の40歳までもう少し
離婚・棄職、糸の切れた凧のように流離う
成人後の20年を、旅とインド圏に費やすこと10年、転居14回の根無し草
そのくせ、映画オタク

現在、パタヤ在住
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