Life Goes On (パタヤ日記)

世界一邪悪な(?)街・パタヤに漂着してタイ女性の部屋に転がり込みました。日々の生活からパタヤ情報まで発信中

美容師という安直でキビシイ(?)選択



最近、美容学校へ行くJの送り迎えをサボっている。
スクムビット通りで行っていた頃は、小さなバイクだと確かに怖いし、心配だった。しかし、線路沿いの新しい道が完成したのでアクセスもよくなり、この道ならJでも呑気に走れるようになった。まあ、送り迎えだとガソリン代もバカにならない(ケチ)とかナントカ言って、自分で行かせている。

学校といっても、どうやらろくなカリキュラムもなく、普通科の学生や近所のヒトが洗髪やブローにやってくるのを待って、彼女たちを練習台にする実習ばかりらしい。さすがに髪を切りに来る勇気ある(?)客はほとんどいないようなので、カットの練習にはならない。
第一期の3ヶ月は出張実習に出ていたので、「髪の毛なんて生えてりゃいい」程度のおばあさんやこどもがカットにも来ていたようだが、年頃の女子高生ではそうもいかないだろう。

そんなんで、Jは少々やきもきしている。

かつての教え子が店を持ったというので、教師が「実習生として働いてみないか」とJを誘ってくれた。Jが扱った分に関しては40%の取り分もくれるという。3ヶ月公立職業訓練校で学んだだけのまったくのドシロウトにとっては悪くない条件だ。金をもらってサービスを提供する方が緊張感もあるし、度胸試しにもなる。

勇んでアルバイトに出かけたJだが、結局続かなかった(笑)。
この店、まるで客が来ないのだそうだ…。まだ、学校の方がましだと。
学校の近くでうちからは遠いし、「近場で捜したら」ということになった。ソイ・ヌンには星の数ほど(?)美容院がある。どこか雇ってくれるところもあるだろう。

しかし、タイでは謙遜やヘリくだりなど通用しない。「まだ3ヶ月コースを終えたばかりの青二才ですが…」なんて現れる頼りないヤツを雇ってくれる慈善事業みたいな店はない。「給料は安くてもいいですから」ってのダメだろう。もともと、美容師の給料はバカみたいに安い。
「ひとつ見習いでよろしく」ってのも、あまり受けないらしい。クラフトマン・シップや徒弟制みたいな感覚はないのだ。そんなヤツは「技術泥棒」らしい(笑)。

こうなると自分で店を開けるしかない。
「あたし、シャンプーとブロー、スタイリングしかできないのよ。あとメイクとつめの手入れ」。
「できるヤツを雇えばいいだろう」
なんて冗談を言っている。
まあ、開業するのはホント、バカみたいに簡単なんだよね。ほとんど露店のたこ焼き屋と変らない。たこ焼き屋より少々金がかかるだけだ。
実際、ソイ・ヌンでも、美容院が居抜きで売りに出ていてる。といっても賃貸なので、「店舗にある一式すべて売ります」っていうことで、家賃は別。ただ、明日からでも店を始められる。5万とか6万バーツ程度のハナシ。家賃は5,000バーツ。

しかし、その点、Jもバカじゃない。「最初はスタッフとして働いて経験積まないと」と。
「いきなり開業して、へたくそだったら客もつかないわ」。
ごもっとも。

どなたか、Jを見習いとして研鑽してくれるような奇特な美容室、ご存じないですかね…。


近所のとある美容室
beauty.jpg




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テーマ:タイ・パタヤ - ジャンル:海外情報

この記事に対するコメント


日本でも自分探し系のOLなんかが採算など考えずオシャレ(笑)なカフェを開きたい、ネイルサロンを開きたいなど、やっぱり外見上華やかで洒落た仕事を夢見ますね。女性はどこも同じでしょう。
また、Jさん自身も将来の自分の姿として屋台のおばちゃんよりも美容院できれいに着飾ってるほうが夢があるでしょうし。
でもうーん、やっぱり美容院はきついのでは?
人間は一定周期で必ず髪を切るとはいえ、すでに周りにたくさんありますから。
たこ焼き屋のほうが金を稼ぐにはいいとは思うのですが、それは屋台のおばさんになれということでもあり、本人にとってはつらい年のとり方かもしれませんね。
【2008/02/18 20:58】 URL | senpachi2b #- [ 編集]


自分も屋台のオヤジよりは「髪結いの亭主の方がいい!」と、ちょっと思ってしまいました(笑)。
【2008/02/19 02:24】 URL | Rokumonya #- [ 編集]


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離婚・棄職、糸の切れた凧のように流離う
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