Life Goes On (パタヤ日記)

世界一邪悪な(?)街・パタヤに漂着してタイ女性の部屋に転がり込みました。日々の生活からパタヤ情報まで発信中

出生率の低下が持つ積極的な意味

一ヶ月ほど前、桜が満開だった同じ場所が、今は緑一色になっている。
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今日はちょっと風があったがとてもいい天気で、むせ返るような緑のにおいが充満していた。このあたりはおれのアパートから歩いてすぐ。普段、こんな界隈に住んでいるので、昨日ように渋谷に出たりすると妙に疲れる。

和田堀公園や善福寺川公園は連休最後の日をくつろぐヒトビトで賑わっていた。家族連れも多い。家族連れを眺めながら、数日前に見た記事を思い出した。

子供、27年連続減少 過去最低1725万人 総人口の13・5%−世界最低水準

確かにアジアの国々から帰ってくると日本のこどもの少なさに驚かされる。

誰もが言及することだが、「こどもが少ない」ってのは社会の強度が低下しているってことだし、社会、そしてその成員が病んでいるってことだろう。
その分析や評価にはいろいろな切り口があるだろうけど、ただ、おれが思うのは「できないようにヤル」ということに関してだ。もしくは、もっと進んでいて(?)「ヤラない」のだろうか。または、「欲情しない」?

電車に乗れば、吊りモノ広告はエロに関する内容が多く、書店やコンビニではそんな雑誌が所狭しと並んでいる。そして、繁華街には性を処理してくれる便利な店もたくさんある。武勇伝を綴るブログ、海外のエロ情報を発信するサイトにはたくさんのアクセスがある。
時代は変わっても、新しいメディアを牽引するのは常に「エロ」だ。
だから、「欲情しない」わけじゃないだろう。やっぱ、みな「できないようにヤッ」てる、または、ヤらないで「処理」しているわけだ。

これは、ある意味、節度があるといえないだろうか(笑)。頭の中が真っ白になって、後先考えずオンナにしがみつき、挿しては腰を振るなんて卑しいことを、現代日本人はしないのだ。
おれはそのあり方を病んでいるとも思いつつ、他でもない日本におけるそのような身の処し方は賢明かつ、革新的であるとも思うのだが、どうだろう?
または、少なくとも全体性が持つ平衡感覚に添った選択であるといえる。

それは昭和の初年代に辻潤が「この時代に子供を作るヒトの気が知れない」とその著作に記し、戦後、深沢七郎が「滅亡教教祖」を名乗ったことと通じる。
もちろん、傑出したふたりはヒジョーに挑発的な物言いをしていたわけで、その言わんとするところの本質は、出生率の低下を危惧する人たちも気づいている「事実」をちょっと過激なコトバで指摘したに過ぎない。

そう、そして、こうしたヒトビトの選択は、究極の行動的平和主義だ。平和なんて叫び合ったって訪れない。節度のない人間が、節度のない人間と対峙したら、さらに騒がしくなるだけだ。
しかし、この「できないようにヤル」節度を持ったヒトビトの群れが導き出す結果のなんと、静謐に満ちていることか(笑)。
いやぁ、いくら「脳みそ筋肉」のヒトたちが、あれこれ画策して怪しげな旗を振ってもね。年寄りばかりじゃどうにもなりませんわなぁ(笑)。


連休最後の日を慈しむように過ごす健全なヒトビトに混じってこんな不健全なことを妄想しているわけで、どうもスミマセン。




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離婚・棄職、糸の切れた凧のように流離う
成人後の20年を、旅とインド圏に費やすこと10年、転居14回の根無し草
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現在、パタヤ在住
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