なんだかさっきから、よく揺れる。地震です。だらだら長い揺れでしつこい。
ところで、昨日、健康診断を受け、生まれて初めて内視鏡検査というのをやった。
「以前に受けられたことはありますか?」といわれて、そもそも、内視鏡がなんのことだかわからなかった。聞き覚えのある「胃カメラ」という説明で理解するとともに、ぞっとした。
なんだか怪しげな液体を飲まされ、喉がしびれてくると個室に呼ばれる。
若い看護師と技師が満面の笑みで迎えてくれる。ふたりとも女性だ。こどもをあやすようなしゃべり方でベッドに誘われ、左脇を下に横たわる。よだれかけが与えられ、口元には銀色のトレーがあてがわれて準備完了。
技師がエイリアンの触手のような黒くて長いものを持ってくる。これが入るのかと思うと少し気が遠くなった。先端はごまかしのように細いが、胴あたりは結構太い。ラバーのような素材なのだろうが、黒はやめて欲しいと思う。なんだか、威圧的だ。
なぜか、オンナの初体験に同情する。きっと、今のおれのようになにもかも上の空なのだろう。
「はぁい、入りますよ。チカラを抜いて楽にして…。むせたり吐こうとすると余計つらいですからねぇ、はぁい、食道が見えました、きれいですねぇ。異常はありませんよ。苦しいですか?…がんばってくださいねぇ。胃もいいですよぉ。少し、内容物を吸い取りますねぇ。きれいなピンク色です…まったく異常ありません。はぁい、胃の下の方も見ていきましょう。出口のあたりに少ぉし炎症がありますねぇ。でも、ダイジョーブ。ぜんぜーん、正常の範囲でぇす。では、十二指腸に入っていきましょう。大丈夫、あと20秒くらいですからねぇ。がんばってくださぁい…中略…はい、最後に胃の上部を見ていきますからねぇ。ちょっと苦しいかも知れませんが、がんばってくださーい。ホントにもう少しですからねぇ」
てな、カンジで延々しゃべりながら、しかし、すごく冷静に冷徹に管を押し込み引っ張りモニターを凝視している。
不快感もさることながら、「最悪の体験」と感じるのは、気持ち悪かったからというよりも、大げさに言えば、蹂躙されたようなカンジ、犯されたようなカンジがそう思わせるのだ。技師のしゃべりも良くない。口車に乗せられて部屋についていったわけでもないのに、あの胡散臭いしゃべりにごまかされ、だまされたような気までしてくる。
すべて終わったら、悄然と疲れてしまった。
とにかく朝からなにも食ってないし、カメラのレンズを遮る内容物は吸い取られてしまったので腹は減っているのだが、病院を出てからも食欲が湧いてこない。
まったく、歳食ってくるとロクなことはない。
クリックしていただけるとやる気が増します。
テーマ:タイ・パタヤ - ジャンル:海外情報
トラックバックURL
→http://pattayadiary.blog123.fc2.com/tb.php/237-890b2eea
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)