オンナは値踏みが大好きだ。モノでもヒトでも目に止まった瞬間、査定が始まっている。
「あのヒトって…ゲイよね?」
たとえば、こんな台詞に聴き憶えはないですか?
おれが関わってきたオンナに関していえば、全員がこの類(ゲイ・バナシ)の台詞をけっこうな頻度で発していた。
しかし、べつにゲイだから、または、ゲイでないからといって彼女たちが具体的になにかするわけではない。まして裏を取るわけでももちろんない。ただ納得して悦に入る。「あたし、鋭いのよ」ってわけだ。おのれの高い鑑識眼に満足する。もちろん、完全なる自己満足である。
タイトな服を着てりゃ「ゲイ」。ちょっとした仕草で「ゲイ」。慣れてくると根拠は実に単純だったりする。「だって、わかるのよ!」で済まされてしまうことすらある。
彼女たちにかかると世の中、「ゲイだらけ」ということになりかねない(笑)。
「えっ、そうかな?」「さあ…」っていうおれの返答は、無関心であることを示しているのだが、彼女たちには「よくわかるなぁ」と聞こえるらしい。「どーでもいいじゃん」とは言わない。他人の趣向を頭ごなしに否定してはいけないと躾けられている(笑)。
「あんたって見る目ないのね…。それとも、その気アリ?」
どうやら、値踏みというよりも、女は「性の越境」に関して敏感に反応するらしい。特に、ゲイやレディボーイに関する言動には、時に敵意に近いものすら感じることがある。
それも、まあ、わかるようなわからないような…だ。
「わあ、キレイ!」「かわい〜い」なんてのは彼(彼女)らが見せ物的な位置にあるときだけ。同じ路上にたった途端、「良くできました!」扱いは影を潜める。
これがパタヤみたいな場所では、ゲイ、レディーボーイ、トムボーイと目白押しだから、Jなんかはそれこそ、大忙しである。もちろん、他の女たちにも目を光らせているが、話題になるのはトランス・ジェンダーの方が多い。
「ね、わかる?…彼(彼女)、レディーボーイよ」
「あのカフェの彼(彼女)、トムボーイだって知ってた?」
べつにおれたち男からしたら、誰がどんな「越境者」だろうとどうでもいいことだ。
(そうですよね?)
彼女たちの関心の高さは、女の「機能」と関係があるのだろうか?
ところで、今日、人に会うために久しぶりに新宿まで出た。飯を食い、相手がノン・スモーカーなので仕方なくスタバに入る。スタッフがやたら丁寧でにこやかで、かんで含めるようにメニューの説明をしてくれる。カップのサイズをサンプルで示して確認し、ショーウィンドウを指し示しながらオーダーを復唱する。その笑顔と声の抑揚はちょっと不気味で、気持ち悪いくらいだ。
席に着いてから思わず言ってしまった。
「あいつ、ゲイかな?」
やはり、連れは「さあ…」とどうでも良さそうだ。
激しく後悔しながら、安堵もする。「そうだよなぁ、どーでもいいよな。そんなこと」
クリックしていただけるとやる気が増します。
テーマ:タイ・パタヤ - ジャンル:海外情報
ライバル
女を愛してくれないゲイは女にとつてライバルであり、ちょっぴり淋しいーのォ
【2008/05/29 21:02】
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yossy #- [
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スタバに限らずこの種の店の店員の対応に対する嫌悪感、それが何故なのか今日の記事で解りました。
ありがとうございます。スッキリしました。
【2008/05/30 01:19】
URL | ぱたえもん #- [
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【2008/05/30 22:17】
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yossyさん
競争相手であり、しかも、自分たちの魅力になびくことのないぞんざいなんでしょうかね。
【2008/05/31 00:46】
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ぱたえもんさん
サービスしてくれんのはいいんですけどねぇ。
マニュアル臭さを隠蔽するための過剰さが現実離れしすぎてますよね。日常のコミュニケーションとのギャップが激しすぎる。
【2008/05/31 00:49】
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ブッサバーさん
拝見しました。
後日、ご連絡します。
【2008/05/31 00:50】
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