Life Goes On (パタヤ日記)

世界一邪悪な(?)街・パタヤに漂着してタイ女性の部屋に転がり込みました。日々の生活からパタヤ情報まで発信中

醤油とナンプラ

新宿西口のヨドバシカメラ裏に「渡邊」というそば屋がある。おれはそばが好きだ。なかでも「渡邊」のそばは、この辺で食うには一番うまいと思う。
めんつゆも見事だ。そして、そばを味わいながら、ふと、醤油のことを考える。

日本食といえば醤油といってもいいくらい根本的な調味料であるのに、リッパな食通ならいざ知らず、醤油を問うことはあまりない。素材や調理については嘆息するほどかまびすしいというのにだ。

そこでふと以前、Jとラヨーンの方の海に行ったときのことを思い出した。
海の店のような食堂で飯を食ったのだが、Jが「このナンプラ、すごくおいしい」という。ぜんぜん、売ってるナンプラと違うと。
んで、訊いてみると、一家の男たちは漁師でもあり、ナンプラは自家製だという。

タイじゃ、食堂ではレモンと唐辛子をつけ込んだナンプラがデフォルトである。どの店も同じように見えるし、漢字でも「味露」と併記されているペラペラのプラスチック・ボトルに入ったナンプラを使っているところが多い。

街に出て来て、ありきたりの飯を食い続けてきたであろうJだが、ふるさとで食ってきた「本来的なやり方でつくられたもの」を感知する味覚は失われていないわけだ。別に工業製品のように作られるナンプラが「正しくない」とはいわないが、「やっぱり味が違うんだ」ということが新鮮でありうれしくもある。

そして、イマイチ違いを感知できない自分を笑う。
さらに思う。醤油なら、味噌なら、「おれは違いを感知できるのだろうか?」と。
かなり怪しいような気がするのだ(笑)。






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テーマ:タイ・パタヤ - ジャンル:海外情報

この記事に対するコメント


味にさほど大きな違いが感じられない大量生産でも良質なモノが出回ってきているのかもしれませんね。

質の優劣よりも好みという観点で見てみると調味料も多様だと思います。



【2008/06/16 22:02】 URL | JUN #- [ 編集]

味覚
たかが味覚。されど味覚。鋭敏な味覚が命を救うこともありえる気がします。味の素で育った私たちは味覚がかなり麻痺してるはず。私はワインの中の防腐剤の有無はかろうじて判るが醤油だと自信がない。遺伝子組み換えの大豆を使っているか否かはさっぱり判らない。怖い世の中です。
【2008/06/16 23:55】 URL | yossy #- [ 編集]


JUNさん

ところ変われば、調味料が変わりますね。
同じ醤油文化圏でも、魚醤と大豆醤油ではぜんぜんコンセプトが違うし、それぞれの中にもまた、たくさんの種類がある。
食い物は奥が深いです。
【2008/06/18 18:26】 URL | Rokumonya #- [ 編集]


yossyさん

もう、だれも化学調味料から逃れることは出来ません。特にグルタミン酸ソーダ文化圏(?)に生きる人間は…。
でも、カレー文化圏でさえ、化学調味料に頼った調味料パックで料理するヒトが出て来ていますから…。

【2008/06/18 18:28】 URL | Rokumonya #- [ 編集]


いや、自給自足&自炊という手が残ってます
【2008/06/18 23:42】 URL | yossy #- [ 編集]


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離婚・棄職、糸の切れた凧のように流離う
成人後の20年を、旅とインド圏に費やすこと10年、転居14回の根無し草
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