Life Goes On (パタヤ日記)

世界一邪悪な(?)街・パタヤに漂着してタイ女性の部屋に転がり込みました。日々の生活からパタヤ情報まで発信中

カンボジアでタイを思う

カンボジアに来て一週間になった。
この一週間、見るもの聴くもの、つい、タイと比較してしまう。
東南アジアで一定期間暮らしたのはタイが初めてだった。だから、どこか似て非なるカンボジアでも、なにかに触れると頭の中では、「タイの場合は…」という検討が自動的にはじまってしまう。それだけ「タイ」という呪縛はつよいのかも知れない(笑)。

または、タイ語だって出来ないが曲がりなりにもJの存在が、おれをしてタイを「知っているような」気にさせるのかも知れない。ただ、Jという窓から覗いていたタイでの見聞と、仕事という窓から覗くカンボジアの見聞はまったく位相が違っている。
いわば、サラリーマンの目で見た日本とコギャルの目で見た日本がきっと、まるで違うのと同じコトだろう。
それでも、比較は止まない。

そして、あらゆる意味でタイはほどよいカンジがするのはなぜかを考える。

カンボジアはタイ以上に外国人に対して懐が深い。懐が深すぎていつもひどい目に遭ってきた。華僑、中華人民共和国、ベトナム、タイ、フランス、アメリカ合州国…。いまや、シーク教徒や黒人までけっこう目につく。
また、懐が深すぎて、都市の文化はつねにカンボジア人のものというより外国人のものであった。この国で街の庶民文化を創ってきたのは華僑だ。それはいまも継続している。村に生きてきたカンボジア人もいまや、どんどん都市に流入して、もちろん、プノンペンだって数的なメジョリティーはカンボジアの人たちだろう。
でも、現在のプノンペンは、フランス植民地時代に造られた都市計画を基本にしているし、プノンペンに一目でカンボジアらしさ、カンボジア人らしさを感じるかというと微妙だ。
または、すでにカンボジアらしさとはなにかが曖昧になりつつあるのかも知れない。

その点、タイはリゾート地の一部、租界地のような界隈や、ヤワラートのような中華街を除けば、もろ、タイらしいしタイ人らしさにあふれている(笑)。
言い換えれば、どん欲に取り込んだものも、タイ的解釈によってオリジナルとは違ったものにしてしまう。ヒトによってはその変換が耐え難いものに映ったり、受け入れがたかったりする。もちろん、ヒトによってはその「なんちゃって」具合が楽しくて仕方ない。
カンボジアは逆に取り込まれたものに対するカンボジア的アレンジが少ないように思う。街に基礎がないから、在来のものも持ち込まれたものもそのままの姿で渾然一体となって街を形作っている。
きっと、その方が暮らしやすいヒトもいるだろう。
カンボジアに暮らす外国人はおそらくほとんどプノンペンかシュムリアップにいるだろう。彼らがカンボジアこそ暮らしやすいと思っているのなら、それは、カンボジア王国に出現した無国籍都市を愛しているのだと思う。もちろん、無国籍性は都市の基本だろうが、おれのような人間は何らかのファウンデーションを求めてしまう。

そして、タイでは外国人はバンコクやプーケット、チェンマイばかりに居着かない。
経済や歴史、文化といった差も大きいだろうが、カンボジアとの違いを考えるとき、けっこう興味深い。

ただ、これはわすか一週間での感想。きっと、見え方はどんどん変化してくるに違いない。
少なくとも、プノンペンという首都で暮らさざる得ない今回のおれは、この街に潜むカンボジアらしいファウンデーションを見いだしたいものだ。
私生活の課題だな。



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テーマ:タイ・パタヤ - ジャンル:海外情報

この記事に対するコメント


また、時間のあるときにお返事下さい。健闘を祈ります。イウチ
【2008/06/24 02:02】 URL | たくしん #- [ 編集]


たくしんさん

どうもご無沙汰しています。
ありがとうございます。
【2008/06/25 14:31】 URL | Rokumonya #- [ 編集]


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